赤ちゃんが1歳になったときに行う「一升餅」と「選び取り」をやってみました。
息子の1歳の誕生日イベントを嫁から相談された時は、何をしよう?という状態だったのですが、おじいじゃん、おばあちゃんも呼んで「一升餅」と「選び取り」の行事をやったところ、とても盛り上がりました。1歳の誕生日を迎えるお子さんがいる方にはおすすめです。
(写真は一升餅お祝いセットについていたもの)
「一升餅」ってしっていますか?
私は、友達の子供さんがお餅をしょわされている写真をfacebookで見て「そういう儀式があるんだなぁ」程度にしか思っていませんでしたが、調べてみるととても素敵な意味がこめられた行事でした。一升餅の一升と、子供の一生をかけて、一生食べ物に困らないように、これからの一生が健やかになるように、との願いを込めて行われるお祝いになります。
「選び取り」ってしっていますか?
選び取りは、選んだものに興味をしめすかもしれないという将来占いになります。実際に筆や、そろばんなどの品を置いたり、お父さんの職業を連想させるものを置いたりして、どれを手に取るかで占います。例えば、そろばんを選んだら「商売人に向いている子だ」という感じです。今は、実際の品ではなく、言葉の書いたカードで代用することも多いようです。
一生餅お祝いセットを購入
「一生餅の行事をしよう」と言ってきた嫁には一升餅を購入するアテがあったようで「やろう」と言ったら、すぐにお餅を注文してくれました。
楽天市場のおじか屋さんというお店で購入したのですが、紅白のお餅に名前をいれる事ができるだけではなく、小分けにしたものなど、家庭に合わせた商品が選択できます。我が家の場合は、私の実家と嫁の実家に配るので6個入りを二セット購入。
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一升餅に名前入りが嬉しい
祝一歳と子と寿の間に息子の名前が入っていました。
中に入っているお餅、ひとつひとつにも名前のシールがはってあります。個別でお裾分けをするときにも、誰のお祝いかわかって良い感じです。一升餅お祝いセットには、これ以外にも、選び取りのカードや不織布の簡易ふろしき、お餅をしょわせるための袋など、準備できなかった時のための小物がそろっています。
そして、イベント当日
おじいちゃん、おばあちゃんを呼んで、まずはお餅をしょわせることにします。小分けのお餅をいくつか風呂敷につつみます。そしてそれを息子の肩から巻き付けたのですが、お餅を大人が持っていた時はりりしかった顔も、お餅の重さを感じたとたんに泣きべそをかいていました。
僕、大丈夫やで。
やっぱり無理〜。
選び取りでは、そろばんのカードが気に入ったようです。
と、いい思い出になる1日をすごすことができました。この後、お餅は持ってかえってもらい、我が家では焼き餅にしていただきました。